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    <title>ののの糸糸</title>
    <link>https://no3ito.kashi-hondana.com</link>
    <description>ののの糸糸・小説更新情報</description>
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    <copyright>Copyright ©2026 ののの糸糸.</copyright>
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      <title>なくてはならなくないもの - ののののショートショート</title>
      <link>https://no3ito.kashi-hondana.com/author/page/962/section/18069</link>
      <pubDate>Tue, 11 Jul 2023 19:39:00 +0900</pubDate>
      <description>800字以上、4000字以内にまとめたショートショート集</description>
      <content:encoded><![CDATA[～ それは本当に必要なものですか ～


　朝起きて一番にすることは、利用しているＳＮＳを確認することだ。リアルでは引きこもりがちな私でも、スマホの中には一万超えの友達（フォロワーさん）がいる。
「あ。もん吉さんだ。今日もコメントくれてる」
　フォロワー数の割りにコメントは少ないが、親友とも言える常連さんもいる。
「ふふふ、今日も元気そうだなあ」
　現実では一日誰とも喋らなくても、スマホの中には私を待っていてくれる人がいる。そう思ったら、現実では最低最悪なこの現状でも、今日も生きる気力が湧いてくるから不思議だ。
　スマホの画面を操作しながら、私はベッドから起き上がった。

　そのままトイレを済まし、いったんスマホを置いて洗顔してから調理台に向かう。昨日の残りの鍋に同じく残ったご飯を入れ、味噌を少しだけ入れて味噌仕立てのおじやにした。
　それをスマホを見ながら食べてしまうと、お気に入りのマグ...]]></content:encoded>
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      <title>一方通行 - のののの掌編集</title>
      <link>https://no3ito.kashi-hondana.com/author/page/886/section/17688</link>
      <pubDate>Mon, 12 Jun 2023 06:04:00 +0900</pubDate>
      <description>400字、500字、800字にまとめたお話です。一話が数分で読み終わるので暇潰しにでも。縦読みで読んで頂けると読みやすいかと</description>
      <content:encoded><![CDATA[　どうしようもないことがあった時ほど、私は笑うようにしている。でもこれって特別なことでもなんでもなくて、誰もがみんなそうしていることで。
「えー、良かったじゃん」
　だから、好きなひとに好きな人ができるたびに私は笑った。もちろん心からの笑顔ではなかったけれど、その時、その瞬間にでき得る限りの笑顔を見せた。

　人が人を好きになるのは、とても当たり前のことだ。私も人を好きになる。ただ、好きになったひとが私を好きになってくれたことは、今まで一度もないのだけれど。

　世間では別れの季節だけれど、有り難いことに私たちが別れることはない。というのも私が彼女の親友だからで、この関係を壊さない限り、私は彼女と一緒にいられるのだろう。

　だから、
「え。恋人と別れた？」
　彼女が恋人と別れるたびに親友の仮面をかぶって彼女を励ましながら、実は胸が高鳴っていることも、私は彼女への想いと一緒に胸にしまった。]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>朝 - のののの掌編集</title>
      <link>https://no3ito.kashi-hondana.com/author/page/886/section/17687</link>
      <pubDate>Mon, 12 Jun 2023 05:51:00 +0900</pubDate>
      <description>400字、500字、800字にまとめたお話です。一話が数分で読み終わるので暇潰しにでも。縦読みで読んで頂けると読みやすいかと</description>
      <content:encoded><![CDATA[　──午前６時５８分。
　目が覚め、携帯画面を見て驚いた。どうやら私は、あのまま寝落ちてしまったらしい。乱れたシーツと床に散らばった二人分の服が昨夜、自分の身に何が起こったかを教えてくれた。

　そっとベッドを抜け出し、自分の服を拾い集める。何故か最初に脱ぎ捨てたであろう上着が足元にあり、最後に脱ぎ捨てたはずの下着がドアの真下に落ちていた。
「……っっ」
　自分がとった行動を思い出すと顔が熱くなる。何故、それがそこにあるのかも思い出した。勝手知ったる自分の家とはいかない他人の家。トイレと洗面所だけを借りて、彼がいるベッドへ舞い戻る。
「やっちゃったなあ……」
　彼と私は許嫁の間柄だから、誰も私と彼の行動を咎めない。生まれる前から許嫁である不条理さに憤っていたのに、初めて顔を合わせたその日になんてどうかしている。

　ベッドに舞い戻り、彼の背中に顔をうずめると、何故か懐かしいにおいがした。]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>１８歳 - のののの掌編集</title>
      <link>https://no3ito.kashi-hondana.com/author/page/886/section/17686</link>
      <pubDate>Mon, 12 Jun 2023 05:44:00 +0900</pubDate>
      <description>400字、500字、800字にまとめたお話です。一話が数分で読み終わるので暇潰しにでも。縦読みで読んで頂けると読みやすいかと</description>
      <content:encoded><![CDATA[　卒業証書の入った筒を大切そうに抱えた少女を見掛け、そういえばもうそんな時期なんだなとまるで他人事のように思う。いや、他人事のようじゃなくて他人事そのものか。最終学歴である高校を卒業してからかなりの時が経過している。

　高校時代、遅刻ギリギリで自転車を走らせた通学路。徒歩通学らしい彼女は、時折何かを懐かしむかのように空を見上げている。三寒四温の寒い日に当たってしまった今日。おそらく溜め息をついたのだろう。彼女の口から白い息が立ち昇った。
　この時期に思い出すのは自分の卒業式じゃなく、大好きだった先輩の卒業式だ。自分の時より、先輩の時のほうが悲しかった。都会に行ってしまう先輩には、もう会えない。そんな気がして、でも必死で涙をこらえて笑ったっけ。

　トボトボと歩いていた彼女は、不意に真上を見やった。きゅっと唇を噛み締めて。そんな彼女は、まるで「泣かないよ」とでも言っているかのようだった。]]></content:encoded>
    </item>
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      <title>春雷 - のののの掌編集</title>
      <link>https://no3ito.kashi-hondana.com/author/page/886/section/17685</link>
      <pubDate>Mon, 12 Jun 2023 05:32:00 +0900</pubDate>
      <description>400字、500字、800字にまとめたお話です。一話が数分で読み終わるので暇潰しにでも。縦読みで読んで頂けると読みやすいかと</description>
      <content:encoded><![CDATA[　午前９時。わたしは本日二度目の眠りから覚めた。
「ん……」
　今日は珍しく早起きできたと思っていたのに、いつの間にか寝落ちてしまったらしい。
「えっ、うそ！」
　手にしたままだった携帯電話を見て、思わず小さく叫んでしまった。今日は久しぶりに遠出の予定がある。それなのに寝落ちてしまったせいで、家を出なくちゃいけない時間が差し迫っていた。

　外は生憎の空模様で、鈍色の雲が重く立ち込めている。携帯画面の傘マークを見て、傘を持って家を出た。準備万端。二週間ぶりの逢瀬はきっと上手く行く。そう思っていたのに、
「えっ、うそ！」
　今朝と同じ台詞を口にしたわたしの耳に、ゴロゴロと雷の音が。

　ああ、神様。あなたはなんて無慈悲なの。わたしが何か悪いことでもしたと言うのでしょうか。

　世界で一番雷が苦手なわたしは足早に恋人のもとへと向かう。恋人に「怖がりだなあ」と笑ってもらう、ただそれだけのために。]]></content:encoded>
    </item>
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      <title>壊れた眼鏡 - のののの掌編集</title>
      <link>https://no3ito.kashi-hondana.com/author/page/886/section/17684</link>
      <pubDate>Mon, 12 Jun 2023 05:22:00 +0900</pubDate>
      <description>400字、500字、800字にまとめたお話です。一話が数分で読み終わるので暇潰しにでも。縦読みで読んで頂けると読みやすいかと</description>
      <content:encoded><![CDATA[　眼鏡が壊れた。右の柄の部分がバキッといった。眼鏡がないと生活できないから、取り敢えずセロハンテープを巻いて応急処置をしたけど、意外と誰もそれに気がついていないようだった。
　忙しさから美容室に行けず、伸ばしっぱなしの髪が幸いしたのかも知れない。ただ、支柱が定まらないからか心許なく、私は仕事帰りに行きつけの眼鏡屋に寄った。

「いやー、見事に折りましたね。真っ二つに」
　いつものお兄さん店員はそう言って笑い、
「今日はどうしました？」
　まるで病院の診察のように聞いて来る。
「踏みました。おしりで。机に置いたはずなのに何故か椅子の上に落ちてて」
　新しい眼鏡を勧めるでもなく、彼は笑いながらお直ししますねと奥に引っ込んで行く。初めての給料で買った眼鏡。散々悩んで買ったことを覚えてくれているようでとても嬉しいのだけど。

　本当は新しいのが欲しいんだけどと言ったら、彼はどんな顔をするのだろう。]]></content:encoded>
    </item>
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      <title>くしゃみの原因 - のののの掌編集</title>
      <link>https://no3ito.kashi-hondana.com/author/page/886/section/17683</link>
      <pubDate>Mon, 12 Jun 2023 05:06:00 +0900</pubDate>
      <description>400字、500字、800字にまとめたお話です。一話が数分で読み終わるので暇潰しにでも。縦読みで読んで頂けると読みやすいかと</description>
      <content:encoded><![CDATA[「ふぇくしゅっ」
　起き抜けにくしゃみをひとつ。隣りに眠る恋人が身じろいで、慌てて口を塞いだ。犯人は分かっている。足元で丸まって眠っている真っ白でフサフサな毛並みの子猫、クロだ。先代の黒猫のクロが亡くなった日に拾ったからこの名前をつけたが、名前に似つかないとても綺麗な美猫だったりする。

　隣りで眠る恋人とクロを起こさないように、そっと布団から出る。足元に散らかった下着や部屋着を拾い集め、裸のままで洗濯機へと向かった。
「ふぇくしゅん！」
　そこでまた大きなくしゃみをひとつ。ぶるりと身震いしつつ、そう言えば今日は冷え込むなあ、なんて思ったりして。またくしゃみが出そうになり、そろそろ起きて来る恋人に聞かれてもいいように、
「へっくちっ」
　極力小さく可愛くおさめた。着衣に付着したクロの毛を取り除くのに夢中になっていたわたしは、くしゃみの原因が彼女の毛並みじゃなく風邪のせいだと気づかずにいた。]]></content:encoded>
    </item>
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      <title>君がいない - のののの掌編集</title>
      <link>https://no3ito.kashi-hondana.com/author/page/886/section/17682</link>
      <pubDate>Mon, 12 Jun 2023 05:01:00 +0900</pubDate>
      <description>400字、500字、800字にまとめたお話です。一話が数分で読み終わるので暇潰しにでも。縦読みで読んで頂けると読みやすいかと</description>
      <content:encoded><![CDATA[　仕事からの帰り道、少し遠回りして電飾屋に寄った。悪い癖が出て何時間か悩んでしまったが、足りない分はこれでなんとかなるだろう。
「ただいま」
　その声に返事はない。玄関で靴を脱ぎ、揃えていたところで飼い猫のルルが擦り寄って来た。
「起きてたのか」
　頭を撫でてやろうとしたらかわされた。気まぐれだとの通説通りルルは容赦ない。
「さてと」
　部屋着に着替える前にリビングに向かい、昨日届いた電飾を確認していく。どうやらこれで足りそうだ。ただ、自分ひとりで飾れるのかどうか、少しばかり不安が残る。

　君がいないクリスマス。いかに君に頼りっぱなしだったか痛感する。ひとり息子の聖夜は年末まで帰って来ないが、君がいないからといって、君が楽しみにしていた毎年恒例のハウスイルミネーションを絶やすわけにはいかない。
「さて。どうしたもんか」
　何個もの段ボール箱に詰められた電飾を庭に運び、思わず独りごちた。]]></content:encoded>
    </item>
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      <title>｜犬猫《わんにゃん》論争 - のののの掌編集</title>
      <link>https://no3ito.kashi-hondana.com/author/page/886/section/17681</link>
      <pubDate>Mon, 12 Jun 2023 04:56:00 +0900</pubDate>
      <description>400字、500字、800字にまとめたお話です。一話が数分で読み終わるので暇潰しにでも。縦読みで読んで頂けると読みやすいかと</description>
      <content:encoded><![CDATA[　いつもくだらない話で盛り上がっていた友達と犬派と猫派で言い争いになったことがある。犬派の友達は忠実で天然おバカなところが堪らなく可愛いと言い、猫派の私は気まぐれなのに意外に寂しがり屋で気にしいなところが堪らなく愛しいと言い、一髪即発であわや喧嘩になるところだった。
「犬は呼んだら来てくれるし可愛げがあるよね」
「猫は呼んでも来ないけど、そこがいいんじゃない」
　そう言うと友達は私のことをＭだと言ったが、どちらかと言えば、寂しくて犬を飼い始めた甘えん坊の友達のほうがＭだと思うんだけど。私の場合は子供の頃は犬を飼っていて、一人暮らしを始めてから猫を飼い始めた。手が掛かるようで意外に掛からない猫の魅力に取り憑かれてから、猫しか愛せなくなってしまった。

　そんな私に友達は言う。
「まあ、どっちも飼ってみたらどちらも堪らなく可愛いんだけどね」
　それに関しては同感だけど、私はやっぱり猫が好きだ。]]></content:encoded>
    </item>
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      <title>朝起きたらペットが美少女になっていたんだが - のののの掌編集</title>
      <link>https://no3ito.kashi-hondana.com/author/page/886/section/17680</link>
      <pubDate>Mon, 12 Jun 2023 04:30:00 +0900</pubDate>
      <description>400字、500字、800字にまとめたお話です。一話が数分で読み終わるので暇潰しにでも。縦読みで読んで頂けると読みやすいかと</description>
      <content:encoded><![CDATA[　どうしてこうなった。

「おい、ちょっと待て「待たない」

　間髪入れずそう言ったポチが俺の上に乗っかって来る。ってか、ポチは真っ白な毛並みの子犬だったはずなのに、朝起きたら絶世の美女の姿になっていた。

　「あーたん、わたしとするの、いや？」

舌っ足らずのその言い方は、聞き覚えがある。一週間前に別れたばかりの俺の恋人の口調だ。
　ちなみにあーたんとは俺のことね。そう言えば家でする時は、ポチの前でする時もあった。と言うかあれだ。Ｒ指定なあれで申し訳ない。

　どうやら愛の注ぎ方を間違ってしまったらしく、ペットらしからぬ言動で迫り来るポチ。甘えたような口調から首を傾げるあざとポーズまで元カノのそれで、俺は思わずポチから顔を背けた。
　その顔で「子作りしよ？」だなんて言わないで欲しい。それってまんま元カノの口癖じゃん。

　ってか、ポチってオスのはずなのに、なんでおっぱいついてんだ？]]></content:encoded>
    </item>
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      <title>フォークソングは聴こえない - のののの掌編集</title>
      <link>https://no3ito.kashi-hondana.com/author/page/886/section/17679</link>
      <pubDate>Mon, 12 Jun 2023 04:26:00 +0900</pubDate>
      <description>400字、500字、800字にまとめたお話です。一話が数分で読み終わるので暇潰しにでも。縦読みで読んで頂けると読みやすいかと</description>
      <content:encoded><![CDATA[　カランコロンと下駄が鳴る。そう言えば風流に聞こえるが、隣から聞こえて来るのはペタンペタンとサンダルが立てる、ある意味耳障りな音だ。
「その歩き方やめてよ」
　そう言ってみたけど旦那は何食わぬ顔で、ふわあと大きな欠伸をひとつして、ポリポリと最近出てきたお腹を掻いた。
　今日、調子が悪かったお風呂がとうとう壊れた。湯船に水を張り、沸かしたはずなのに張った水はお湯にはならず。お風呂が教えてくれた『お風呂が沸きました』を信じた旦那の「冷たっ」という悲鳴がリビングまで響き渡った。
　ということで、私たちは今、近所の銭湯へ向かっている。銭湯といってもスーパー銭湯というやつで、地元のこじんまりした情緒なんてものはない。カランコロンと下駄の音もしなければ、手荷物も何も持たず手ぶらというやつだ。
　結婚して三年。昭和のフォークソングのような同棲生活を送ることはなかったが、私たちは今も当たり前に一緒にいる。]]></content:encoded>
    </item>
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      <title>異世界トリップ - のののの掌編集</title>
      <link>https://no3ito.kashi-hondana.com/author/page/886/section/17678</link>
      <pubDate>Mon, 12 Jun 2023 04:07:00 +0900</pubDate>
      <description>400字、500字、800字にまとめたお話です。一話が数分で読み終わるので暇潰しにでも。縦読みで読んで頂けると読みやすいかと</description>
      <content:encoded><![CDATA[　バイトからの帰り道。一匹の子猫に遭遇した。まだ目も開いていない小さな子猫。辺りを見渡しても親猫の姿はない。
「ちょ！」
　その時、一匹のカラスが子猫に襲いかかった。弱った子猫を掴んで飛び上がろうとする。カラスが道路の真ん中まで子猫を引きずって行ったところで、俺は道路に飛び出してカラスを追い払った。

　カラスを追い払うのに成功し、慌てて子猫に近づいたその時、大きなトラックが目の前に。思わず目をキツく閉じたが、思ったような衝撃は襲って来ない。恐る恐る目を開けたら、俺は見知らぬ川のほとりにいた。
「マジかよ……」
　どうやら異世界に転移してしまったらしい。その川は仄暗く、対岸では先週亡くなったはずの親友が手を振っている。

　異世界は異世界でも冥土に来てしまったようだ。ということは、異世界転移だけじゃなく、転生も経験できるのだろうか。
　ただ、子猫も一緒だったことに俺は少しだけ胸を痛めた。]]></content:encoded>
    </item>
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      <title>１４０字小説 - のののの掌編集</title>
      <link>https://no3ito.kashi-hondana.com/author/page/886/section/17677</link>
      <pubDate>Mon, 12 Jun 2023 03:57:00 +0900</pubDate>
      <description>400字、500字、800字にまとめたお話です。一話が数分で読み終わるので暇潰しにでも。縦読みで読んで頂けると読みやすいかと</description>
      <content:encoded><![CDATA[ツイッターアプリを開いて、
「恋愛かあ」
そう呟いた。単語アプリでランダムに表示されたワードで１４０字小説を書く。そう決めた一発目がこれだった。一発目と決めたからには変更はできない。
もう何年も恋愛から遠ざかっている私は頭を抱える。その時、隣で『ブッ』と旦那が屁をこく音がした。


「これでよし。送信、と」
　メモアプリで創作した１４０字小説をツイッターアプリにコピペして、送信ボタンをタップ。これで私が書いた小説が全世界に向けて発信された。
　たかがワンツイートだと言う勿れ。１４０字でも立派な小説だ。次はこれをどうやって４００字のショートショートにまとめるかで、私は頭を抱えた。
「うーん、これじゃまだ短いな」
　どうせなら１４０字小説と同じように、制限文字数ギリギリまで使いたい。それに、胸を張って小説として公開できるようなちゃんとした文章にしたい。
　そうこうしているうちに上限になり文字数]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>『登山の日だから』 - のののの掌編集</title>
      <link>https://no3ito.kashi-hondana.com/author/page/886/section/17676</link>
      <pubDate>Mon, 12 Jun 2023 03:50:00 +0900</pubDate>
      <description>400字、500字、800字にまとめたお話です。一話が数分で読み終わるので暇潰しにでも。縦読みで読んで頂けると読みやすいかと</description>
      <content:encoded><![CDATA[『そこに山があるから登るんだ』
　そんな名言を遺したひとを私は知らない。車で登るドライブとは違い、歩き登山は遠足でしかしたことがない私にとって、歩いて登るのは未知の世界だ。
　苦労して登った山頂からの景色は最高らしいが、それが初日の出だったりしたら、もう夢物語でしかなくて。そんな私にとって山とは山そのものを眺めたり、山の景色を楽しむものであり、決して山頂から眼下の景色を楽しむものじゃない。だから、
「山に登ろう」
　恋人にそう言われた時、一瞬、何を言われたのか分からなかった。

「ドライブじゃなく？」
　思わずそう聞いてしまったけど、仕方がないと思う。
「そうじゃなくて登山ってやつ」
　そう言われてピンと来た。真の登山好きなら『やつ』なんて付けない。またいつもの思い付きに違いない。
「なんでしたいか聞いていい？」
　そう聞いてみたら思った通りで。単純でとても可愛いひとを私はよく知っている。]]></content:encoded>
    </item>
    <item>
      <title>ひとの記憶に残る死に方 - のののの掌編集</title>
      <link>https://no3ito.kashi-hondana.com/author/page/886/section/17675</link>
      <pubDate>Mon, 12 Jun 2023 03:21:00 +0900</pubDate>
      <description>400字、500字、800字にまとめたお話です。一話が数分で読み終わるので暇潰しにでも。縦読みで読んで頂けると読みやすいかと</description>
      <content:encoded><![CDATA[　とある男が自殺しようとまで思い詰め、ついに遂行することにした。この男、承認欲求が強く、死んだ後も記憶に残る死に方をしようと考えている。
　だとしたら、飛び降り自殺は却下だ。あまりにも有り触れていて知人の記憶にも残りそうもない。　
　入水自殺はどうか。海まで流れてしまうとそのまま行方不明になり、人の記憶に残るどころではない。
　一番手堅いものは駅から走行中の列車に飛び込むことだが、これは遺して行く家族を思うと忍びない。
　そこで、男は今まで誰もしたことがない死に方を模索することにした。

　つけっぱなしのテレビから『今日は何の日』と、耳慣れたフレーズが聞こえる。どうやら今日は豆腐の日らしい。
　そうだ。豆腐の角に頭をぶつけて死ぬのはどうか。これで死んだ人間はいないのだし、この方法で死ねば間違いなく人々の記憶に残る。

　そして男は、地面に置いた豆腐を目掛け、マンションの屋上から飛び降りた。]]></content:encoded>
    </item>
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